1.植木算

まずは図1をみてください。

 

  

図1

 

木の本数と、木と木の間の数が違います。これこそが植木算の基本なのです。

例えば、上の図で、木と木の間が5mだとします。すると、@からFまでの距離は

5×7(間の間隔×木の本数)ではなく、5×6=30m(間の間隔×間の数)になります。

 

木の本数と間の数には次のような関係があります。

@ 木が一直線上に立っていて、木が両端にもある場合

木の本数=間の数+1

A 一直線上に立っていて、木が両端にはない場合(上の図で@とFの木がない場合)

木の本数=間の数−1

B 円などの回りに木が立っている場合(図2参章)

木の本数=間の数

 

図2

 


 

では、上の関係を参考にしながら例題を解いてみましょう。

 

例題1 221mの道路に13m間隔で植木を植えるには何本の植木が必要でしょう。





解答

木の本数を求める問題。

221÷1317 ・・・間の数

木の数を求めるから、(間の数+1=木の本数)

17+1=18

 

 

例題2 195mの道路の端から端まで、同じ間をあけながら、14本の植木を植えます。

木と木の間は何mになりますか。

 

解答

間の間隔を求める問題

間の数は、(木の本数−1=間の数)

14−1=13 ・・・間の数

木と木の間隔は

195÷1315

 

例題3 周りの長さが210mの池の周りに、同じ間をあけながら、15本の植木を植えます。

木と木の間は何mになりますか。

 

解答

間の間隔を求める問題ですが、円などの周りに木が立っているので、

間の数は(木の本数=間の数より)15になる。

木と木の間隔は

210÷1514